テディ奮闘日記

0日目、可愛くなりたい？ ページ1

♡基本ずっとテディside



＿ボクは、小さい頃から可愛いを求めてきた

『テディ可愛いかな？』


「テディは可愛いわ！」

「ねぇ、テディ！今度はこの服着てみない？」

そう、ボクは『可愛い』、幼い頃に父をなくしたボクにそう言ってくれるのは美人な姉と母

そんな姉と母に進められるがままにぬいぐるみを抱きしめて歩くようになり、手芸が得意になり、可愛い魔法だって使えるようになった、人形が動くなんて可愛いでしょ？

でも、ずっと変身魔法は使えない、でもでも、可愛くないボクには母と姉は口を聞いてくれないから「男のボク」はできるだけ出さないようにしていた


＿そして、高校はこの世界1の名門
【グロリアス高等魔法学園】へ入学した
母と姉は悲しそうにしながらも見送ってくれた

「毎月手芸材料送るからね！！」

「”可愛いテディ”の自撮り送ってよね…！」


「うん、分かったから……」

魔法を使いながら式は参加出来ない、なんせ話が長くて集中が切れてしまうから


「やっと終わった…」

ボクはこの姿でいるのは魔力には優しいが精神的に優しくないのですぐ変身魔法を使い可愛いテディになる


『うん、テディ可愛い！』


「なんだよお前オカマか？」


＿は？

『え？』

「だってお前今男だっただろ！魔法使って女の姿になっても男は男なんだぜ？」



『……そんなこと知ってるこれだから品のないやつは』

「あ？なんだとお前オカマの癖して…！！」

殴られる！…嘘、校内での暴力って禁止じゃ…！退学にはなりたくない、、でも、怪我もしたくない…どうしたら＿防御魔法は＿！

その時、風が縄のようになって男を拘束した

『ぁ…』


「君、入学早々その子に何しようとしたんだい？ちなみに校内での暴力行為は禁止されているよ」

「…ﾁｯ、新しいグローリアーズのアリアだ…」

「こんな品のない新入生にも名が知れているとは、グローリアーズはほんとに有名なんだね？まぁいい、君怪我はないかい？」


『…！た、助けてくれてありがとうございます、アリア…先輩？で合ってますか？』

「ふふ、あってるよ君もあまり気にしなくていいと思うよ」

『……テディが男なの見てたんですか』

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