テディ奮闘日記

つづき ページ5

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「おまたせしました、どうぞご自由に見てください！手芸部の皆はほんとに上手で…あ、このハンカチは〇〇さんが作られたもので…！」


『へ、へー…そんなんですね！カワイイなー…』

あからさまにエルと書かれた箱には桃色や薄い緑…なんだか落ち着いた女子力溢れる色が詰め込まれている……

「あっ、私の作ったものですよね…、これなんかならまだ上手くできた方かもです…」


『…！？あっ、可愛いですよ！自信もってくださいよ先輩！』

見せてきたハンカチには四つ葉のクローバーの刺繍が施されており…端っこにA.Rと刺繍されている…もしかしてこの女…！
A=アリア R=リファール…！！

『マウントですね…なんて性格悪い…！でも負けませんから！』

「え！？なんでマウント？！負けない？！どういう……いない…」




言い逃げしてしまった…でも！

『(部活届け、出した！！)』※置いてきた



「ねー、テディの様子おかしくない〜？」
「さぁ？でもこのクラスじゃいつものことでしょ？」

そう、テディはクラスの人数の割合がどうのこうので1年ジャスパー寮だが1年ムーン寮クラス所属なのだ

きっとアリア先輩のそばに置いてもらうにはまだまだ遠いけど手芸をするテディはエルより可愛いはず！

『ふ、ふふっ！テディもこれで奴(エル先輩)に1歩近づけたよねっ！』


「やっぱりおかしいって」
「だから…いつものことじゃん？」


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