#Prologue ページ1
「…う゛あ゛ぁぁぁぁぁ!!!!
ぱぱぁぁぁぁぁっ、ままぁぁぁぁっ…!!!!」
「…」
僕が街を巡っている時、1人の小さな男の子が泣き叫んで、迷子になっているのを見つけた。
周りを見ても、人の様子はない。
…僕が助けなきゃ、と思って、優しくその子に声をかけた。
「…大丈夫、僕と一緒におまわりさんのところ行こ?」
「…っ、ぅ、ゔ〜…」
泣き叫んでいたものの、僕が抱っこしてあげると不思議と声は小さくなっていた。
…まぁ耳元で叫ばれても困るし、その方が助かるけど。
道中で歌を歌いながら、その子を近くの警察署まで連れて行った。
『…どうしました?』
「…ぇ゛ッ、ぁ…」
出てきた警察官の人があまりにも美人で、少し戸惑ってしまった。
僕が言葉に詰まっていると、小さな男の子の姿を見て察してくれたのか、ゆっくり近付いて来てくれた。
『…僕、迷子になっちゃったの?』
その瞬間、その笑顔で、僕の心は撃ち抜かれた。
「ぁ、えと…僕の恋心が…ですか?」
そう言うと、婦警の方は軽蔑するような目で一言。
『…何仰ってるんですか…?』
…あ゛ッッッ無理!!!この人可愛すぎる!!!!ていうかドなの!!??その目好きッッ興奮する無理!!!!
待って、この婦警さんに逮捕されたくないけど恋人になって縛られたい、なんなら束縛もされちゃいたい…
「…好きです…」
『は〜い、僕、こっちでお話しようね!』
その後、婦警さんは男の子とお話してて、僕は一方的に婦警さんと話そうとしたけど。
………まぁ、全体的にあしらわれたよね、そりゃ。
238人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
aru。@低浮上(プロフ) - 黒狐さん» はわわありがとうございます!!!︎💕︎︎褒めて頂けて嬉しいです…天才だなんて、!!!次…!作れたら作れるように頑張ります、!! (5月1日 23時) (レス) id: b6ba47d0e8 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐 - 初コメ失礼します!この作品大好きです!!立場や関係性が面白かったです👮♀をテーマにするの天才すか?次も楽しみにしてます! (5月1日 21時) (レス) @page12 id: fb020f6fb3 (このIDを非表示/違反報告)
aru。(プロフ) - はまちさん» わ〜…!スマホお持ちになられたんですかね?コメント、ありがとうございます、嬉しいです…!このシリーズ、書くのも楽しいので…自分に出来るペースで頑張っていきます! (3月17日 13時) (レス) id: b6ba47d0e8 (このIDを非表示/違反報告)
はまち(プロフ) - knさんver見てたときは自分のスマホ無かったのでコメント出来なかったのですが本当にこのシリーズ大好きです!!!!!!無理されない程度に頑張ってくださいっ (3月17日 8時) (レス) @page3 id: c6a19fb5e2 (このIDを非表示/違反報告)
aru。(プロフ) - しらたま。さん» 見ていただけてとっても嬉しいです…!!こちらにも、応援ありがとうございます!!精一杯自分なりに努めますので!! (3月14日 7時) (レス) id: b6ba47d0e8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:aru。 | 作成日時:2024年3月12日 19時