#3話 ページ4
「…という訳で、今日からここに異動してくることになった___」
「
僕は、今日、落し物を届けに、Aさんのいる警察署に来たわけじゃない。
ここで働く、"警察官"として来ている。
『………ぇ?』
Aさんは、警察官の服を纏っている僕に困惑している様子で、周りにクエスチョンマークがたくさん見える。
…そりゃそうだよねぇ、意味分かんないよねぇ…でも困り顔も可愛いだなんて罪だよ本当に君は!!!!!
「それじゃあこの子の指導を__Aくん、お願い出来るかな?」
『…っは、はい!お任せ下さい!』
「…(え゛〜〜〜〜ッッッ!!!???)」
…なんと、僕の指導にAさんが着いてくれることになった。
まぁ一応僕は新人警察官なので、色々指導を受ける必要があるけど、まさかそれをAさんから受けられるなんて光栄すぎる…!!!
「Aさん、よろしくお願いします!」
『…君、警察だったんだね』
「…は、はい!」
腕を組んで、流し目で僕のことを見てくる。
その雰囲気から、怖いと思ってしまったのか、少し体が強ばった。
Aさんが大きなため息をついたことで、びっくりして体の強ばりが解けた。
『も〜〜っ、ぶるーくくん警察なら早く言ってよぉ〜…警戒しちゃったじゃん、!
…そ、その、ごめんね?盗ってるとか言って…』
申し訳なさそうに謝ってきた。
僕とAさんに身長差があるおかげで、Aさんの上目遣いを間近で見ることが出来た。
…え、待って、Aさんって意外にデカ…
『あっ!!?ぶるーくくん!?ちょ、鼻血…っ』
「え…あはは、すみません…」
…あ〜、僕、本当に変態だな…
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aru。@低浮上(プロフ) - 黒狐さん» はわわありがとうございます!!!︎💕︎︎褒めて頂けて嬉しいです…天才だなんて、!!!次…!作れたら作れるように頑張ります、!! (5月1日 23時) (レス) id: b6ba47d0e8 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐 - 初コメ失礼します!この作品大好きです!!立場や関係性が面白かったです👮♀をテーマにするの天才すか?次も楽しみにしてます! (5月1日 21時) (レス) @page12 id: fb020f6fb3 (このIDを非表示/違反報告)
aru。(プロフ) - はまちさん» わ〜…!スマホお持ちになられたんですかね?コメント、ありがとうございます、嬉しいです…!このシリーズ、書くのも楽しいので…自分に出来るペースで頑張っていきます! (3月17日 13時) (レス) id: b6ba47d0e8 (このIDを非表示/違反報告)
はまち(プロフ) - knさんver見てたときは自分のスマホ無かったのでコメント出来なかったのですが本当にこのシリーズ大好きです!!!!!!無理されない程度に頑張ってくださいっ (3月17日 8時) (レス) @page3 id: c6a19fb5e2 (このIDを非表示/違反報告)
aru。(プロフ) - しらたま。さん» 見ていただけてとっても嬉しいです…!!こちらにも、応援ありがとうございます!!精一杯自分なりに努めますので!! (3月14日 7時) (レス) id: b6ba47d0e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aru。 | 作成日時:2024年3月12日 19時