【WT】縛って下さい！婦警様！【Br】

#8話 ページ9

『...ということで、A、復活しました！』



「え〜〜ん嬉しい！！おかえりA！！♡♡」



『...く、くっつかないで...』





Aが無事に退院して、警察署に戻ってきてくれた。



お見舞いで何度もAには会っていたけれど、それでも時間が限られていて物足りなかった。



だからこそ、久しぶりの元気であったかくて可愛いAが見れてとっっっても嬉しい！！！！





「あれ、2人って付き合ってたの？」



『...あｯ、！？///』



「えへへ〜、実はそうなんです〜！



というわけで、僕の彼女にベタベタしないで下さいね？」



『...っ、ば、ばかぶるーく...！』



「いた〜い♡」





Aはこんなタイミングで交際がバレてしまったことが恥ずかしかったようで、隣にいる僕のことをぽかぽかと叩いてくる。



上司の人に「業務に関わるようなら離すからな」とまで言われるほど僕らの仲を見せ付けちゃったので、今後は(できるだけ)控えようと思う(だけかもしれない)。





『...あ、あのさ、ぶるーく』



「ん？なーに？」





朝の挨拶を終え、しばらくそれぞれの業務をしてると、Aから話しかけられた。



...何か、恥ずかしそうにしている様子だった。





『...ぁ、あのね、忘れないうちに言っておきたいだけなんだけど…



私、ぶるーくくんに言いたいことがあるの...だから、今日私の家に来てくれない...?



...もちろん、一人暮らしだからね



じゃ、じゃあ！』



「...」





その言葉を理解して、僕は夜のあらぬ想像もしてしまっ




「ブフｯｯ」



「！！？？


おい鼻血出したぞコイツ！！！」








...Aが可愛いのが罪なんだもん...

#9話→←#7話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す