【実況者】お嬢様の聞き係

十三話　普通です。 ページ13

『あの…帰してくれませんか……、？』


gt「いや…俺等の存在知っちゃったしなぁ」


tr「もう一生ここに入ればいいんじゃない？」


『それは困ります…』


gt「それか…俺等をコロすか…？」


『……それは緊急の時のみです…』


gt「こわー…流石だね…」


tr「なんだっけ？昔騎士…やってたんだっけ？」


『騎士…？そんなぬるいものではないですね…殺し屋みたいなものですよ。』


『国の邪魔になったものは誰であろうとなかったことにするです。たとえ大切な人であろうと……
それが私の仕事でした。』


嫌いだった。昔のことも全部。

今は幸せでもそれは全部自分に返ってくる。


『それはあなた達も一緒では？…私はもう最後の覚悟はできてますが？』


gt「強い女だよな、人間様って」


tr「かっこいい！」


『えぇ…』


雰囲気が…緩すぎる…

今から人を一人やるんですよね？

空気がもっと…こうピリピリしたり……


『もういいや…』

nkm「ねぇ、なんで俺等を呼んでくんないの？」


『へ、』


nkm「流石に血をもらう前にシなれちゃ困るんだけど…」


『ああ…ごめんなさい』


kn「今は説教の時間じゃないでしょ！なかむ、相手はあの魔王だしね。」


『…敵う相手じゃないです。』


sm「…じゃあ逃げる？」


初めて、話しかけられたかもしれない、

その声は凄く…ドタイプだった。


『あ、エぇ…アノ…逃げまスゥ…。』


sm「？なんでそんなカタコト？まぁいいや」


kr「スマイル早くゲート出して！」


tr「もう行っちゃうの？…まぁ逃がす気ないけど…」


shk「逃がしてもらはないと困る…」


シャークんさんが攻撃を防いだ、けど…


『危なッ…』

うさぎ…
が急に攻撃してきたんだが…魔王城にはなんでもいるんだなぁ…


gn「あれ、防がれた？」


gt「あいつは普通の人間じゃねーもん」


『普通です。』


普通じゃなきゃ、嫌なので…


『あの…ぶるーくさん…』


br「え…うん？どうしたの？」


『守ってもらってもいいですか…？私、戦いたくないので…』


br「えー…そんなカワイイ顔で言わないでよ…ことわれないじゃん…」


カワイイ？…変なの

そういえば可愛い……といえばらっだぁ様…

大丈夫かな…早く帰らなきゃ、

お嬢様も、私なしで大丈夫かな…？


『早く帰りたいなぁ…』

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