【実況者】お嬢様の聞き係

十五話　すぐ帰ってきた日常 ページ15

レイ「A！！！」


『お嬢様、心配をおかけし、すみません。』


「…バカね、A…ほんとに…心配した…」


『……』


落ち着く、

やはり全く知らない環境というのはやはり疲れるものだ。


『……、！らっだぁ様……』


rd「……俺に言う事は？」


『ごっ、ごめん、なさい…』


rd「…はー……違うよ…」


『え…と……』


rd「……なんで怒んないの…俺、守れなかったんだよ…」


『らっだぁ様は全く悪くないですよね？』


rd「…ごめん…ごめんね…好き…君が好きです…嫌いにならないで、ください……」


『…私もらっだぁ様には好意を抱いています…だから、嫌いになんてなりませんよ』


rd「……まじで好き…早く俺のものになって……」


レイ「…それはダメよ…Aは私の物よ……てか貴方がAのこと好きなんて聞いてないのだけど」


rd「あ、あのレイ様……顔が怖いのですが…？」


レイ「ふふ…なんで報告くらいしないのかしら…」


rd「あー！！ごめんなさい！！」


その後、何故からっだぁ様は説教を受けていた…


許嫁「ははっ……てかまじで心配だったんだよ、僕も」


『なんか…すみません……』


許嫁「もう…まあ無事でなにより。」


……よかった。

思ったより全然早く日常が帰ってきてくれて…よかったまた皆様に再開することが出来て…




その日はいつもより美味しいご飯を食べた。



・
・
・



『えっと……』


kn「…A様。大丈夫だよ、俺に身を任せてくれたらいいからさ、ね？」


……イケメンお兄さんだ…
かっこいい、こんな優しくなりたい。

今からこのイケメンに血を採られるなんて想像したくないけど…


kn「おーい、A様？」


『……はっ！……すみません…ではどうやって血をあげるかはお任せします。』


kn「ん、じゃちょっと失礼するね…」


『え、近くないですか？』


kn「まぁまぁ…じゃ失礼するね〜…」かぷっ


『あ痛……』


br「あー！いいなぁ〜！！僕も早く欲しー！！ねーねー！血美味しい？」


kn「……」


br「きんとき？」


kn「やば…何食べたらそんなに美味しくなんの、？」


『……』


貧血でくらくらすんけど……

気持ちいい感じもする……痛いもあるけど…これちょっとやだかも


『えっと……終わりですか…？』


kn「…終わって欲しいと思うんだけどさ？後5人分…よろしくね…」


『あ、あああぁぁ……』

血、めっちゃ吸われました

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