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七話 証拠のない者達 ページ7

レイ「お話する機会をくださり感謝します。」


zm「んで、なんでヒイロにお茶かけたか聞きたいんやけど?」


ヒイロ「先ほどにも言った通り、私はお茶などかけておりません。全くなにもしていないのです。」


sho「…さっきから聞いとったら言い訳ばっかやな!話にならん!帰るでヒイロ。」


ヒイロ「ヒック…うん…」


『待ってください。』


sho「な、なんやねん!平民ごときが俺に触るなや。」


『貴方もおかしいと思っているはずです。』

『お嬢様はそんな馬鹿な行動はしないって。…幼馴染の貴方なら』


彼はお嬢様の幼馴染だ…
ロボロ様と親交が深いのはそれが理由。
昔は良く、一緒に居たらしい。


sho「っ…信用できねん、もうこれ以上ヒイロが傷ついてるとこ見たくない。」


『なら余計にです。ここでお話を終わらせましょう。』


sho「なら、証拠は?お茶をかけてないっていう証拠。」


『それなら私は分かります。』


『お嬢様が飲んでいたのはダージリンです。。』


ヒイロ「だからなんだっていうんですか…」


『ヒイロ様のドレスについてるのはカモミールです』


嗅覚。
多分私は嗅覚が非常にいい。
紅茶の種類はニオイで分かるし、他にも食べ物、花、そして血。
全部嗅ぎ分けることができる。


ヒイロ「は?ニオイなんてもうのこってないでしょ。」


『確かにヒイロ様のドレスに匂いはもうついていませんね…』


完全に匂いが消えてる…
水で流したか…



ヒイロ「じゃ、じゃあ!証拠なんてないじゃない!!」


レイ「ないからなに?私がやってないというのは事実。」


ヒイロ「嘘を吐くのはもうやめてください!!私がどれだけ我慢したかわかりますか!?」


rd「ふっ…演技がうまいですね」


ヒイロ「は?」



…驚いた。彼まで味方してくれるなんて。
鋭い眼光でヒイロ様を睨んでいて、
それは少し、いやかなり怒っているように見えた。


rd「あ、失礼。そっちだって証拠はないじゃないですか?」


ヒイロ「で、でも…」


rd「いじめられたと言う割には痣とか何にもないですね。」


「そっちこそ、証拠がない。」


ヒイロ「ッ…」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
文字数関係で次いきます。

八話 口約束→←六話 私のご主人様は



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リコ(プロフ) - 睡飴さん» コメントありがとうございます!お褒めいただき嬉しいです✨更新ゆっくりですが頑張らせて頂きます🙇 (4月25日 0時) (レス) id: 6aa704df5a (このIDを非表示/違反報告)
睡飴(プロフ) - 文才が凄い...夢主ちゃん人間じゃないのか..?更新無理せず頑張ってください!! (4月24日 9時) (レス) @page15 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
リコ(プロフ) - らむね@プリ小説もやってるよ!さん» コメントありがとございます! 感想とても嬉しいです、ありがとございます✨報告凄くありがたいです🙏今後気をつけさせて頂きます! (1月28日 0時) (レス) id: 6aa704df5a (このIDを非表示/違反報告)
らむね@プリ小説もやってるよ!(プロフ) - 絶対面白いじゃないですか……あ、オ/リ/フ/ラ立ってますよ〜 (1月28日 0時) (レス) @page2 id: e16c982c98 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チツツツツツツス | 作成日時:2024年1月18日 22時

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