npl__DV【後編】 ページ4
す「どの辺に寝かしとこか？」
ha「ソファの上とか？」
す「ええな！」
蘭「すぎる、着替えさせたげて」
す「え、俺？！」
sh「すぎるさん女家庭育ちらしいので…」
す「せやけど……」
ha「さっさと着替えさせてあげてくださいよもう……脱がせるよ？ごめんね」
sh「うわ…」
す「うわうわうわ…」
蘭「服で隠れる所ばっかり傷つけて……許せね…」
ha「救急箱ヒーター毛布服取ってくる」
す「痛々しい傷ばっかり………腹立つわ…」
sh「Aさん凄く冷えてますね」
蘭「ヒーター俺手伝ってくる」
す「こんな眠っとる所レアよな…いっつも目の下に隈こさえてたもん……」
sh「目は覚まして欲しいですけどゆっくり寝て欲しい……難しいですね…」
ha「持ってきた、服着せて……あ、嘘。傷痕にはコレ塗って火傷はコレ、その後ガーゼして服着せて毛布掛けて」
蘭「ヒーターON…でおっけー？」
ha「バッチリ、なんならヒーター先でもいいよ」
sh「すぎるさん塗ったげてください」
す「OK」
「ん……ぇ………」
す「目覚めたか？！」
蘭「よかった生きてた…」
「え……？」
sh「雨の中彼氏宅の前で気を失って倒れてたんですよ」
ha「ほんとにビビった…」
「ごめんね…心配かけて…」
す「友達なんやから頼って？わかった？？」
「うん」
蘭「今回はいつも以上に酷かったね…痛そ……」
「うんw煙草押し付けられるとは思わなかったな…」
す「無理して笑わんといてや…」
ha「ぎこちない笑顔やめてよ」
蘭「………別れないの？」
ha「他人の恋に口出しすんのは…」
「・・・」
す「そ、そや、もう別れてしまい、そんな男！」
「悠人もいい人なの…」
sh「いい人は彼女殴ったり焼いたりしませんよ」
蘭「俺は早く別れてほしいけど…」
ha「あ、体温測りました？」
「熱は無いみたい、よかった」
す「なぁ、何回も言うようやけどさ………ホンマに別れる気無いん？」
「……本当は、痛い思いも辛い思いもしたくない」
す「ほんならっ……！」
「でも、怖いの……何をされるか……」
蘭「俺らがついてる、大丈夫！絶対守るから！だからAの気持ちが聞きたい」
「私は……！」
━━━━━━━━━━━━━━━
(なんかふとこういうの書きたくなっちゃうんですよね、
アナタなら彼と別れますか？)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 55人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：小鳥遊 | 作成日時：2021年12月18日 1時
