内緒で付き合ってます

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江「俺と結婚してください」




私たちの家で、いつもと変わらない風景で、
いつも見ている拓也くんなのに、
プロポーズしながら、小さな宝石が輝く指輪を
差し出してくれた拓也くんは
今までで1番かっこよかった。






「嘘、、」






江「嘘じゃないよ。」






「私でいいの……？」





私なんかよりももっと綺麗で、可愛い人なんて
いっぱい居るはずなのに。






江「Aちゃんじゃなきゃ嫌だよ。」





私も拓也くんじゃなきゃ嫌だよ。ずっと一緒にいたい





「拓也くん…っ、(泣)
よろしくお願いします……っ、」







江「はぁぁあ、緊張した…あ、左手出して？」







「ん…」







江「みて、ぴったり！」







「ホントだ…いつの間に、」







江「んー、内緒。笑」








．









江「実はもうお互いの事務所にも許可もらってるんだ」





「えっ、私の事務所も？」






江「そう。週刊誌報道が出る前からプロポーズのこと
考えてて…こっそり社長さんに挨拶行ってたの笑」






「いつの間に…」







江「最初に俺のマネージャーと事務所の社長にAちゃんとお付き合いしてて、もうすぐプロポーズしようと思うって伝えたら、2人ともひっくり返ってたよ笑」





「ええ〜笑」






江「それで報告して、その後Aちゃんの社長に
俺のマネージャーからどうにかアポ取ってもらって
報告させてもらったんだ」







「全然気づかなかった…」









江「今日も緊張したけど、Aちゃんの事務所に行って報告したときが1番緊張したかも。笑」







「そんな前から準備してくれてたんだ…」







江「あとはお互いの家族とファンだね」








「私の両親は大丈夫だよ、
拓也くんのこと知ってるからすぐ仲良くなれるよ」








江「俺ん家も。妹がAちゃんのファンだからさ。
まさか義理姉がAちゃんになるなんて
思わないんだろうな〜笑」







「拓也くんの御家族に会うの楽しみだな〜」







江「俺も。SnowManにも言わないとね。
あと俺も声優仲間に…」








「ふふっ、これからもっと忙しくなるね！」








江「俺は生きて帰れるかな、、、(小声)」








「ん？」








江「いや、Aちゃん声優界でも人気だからさ、」








「そう？」







江「もうそれはめちゃくちゃ人気だよ…」









．

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