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先ほどぶちまけられたハンガーは2人で綺麗に片づけ、ラックに纏めた衣装を社用車に積んだ。
TETSUYAの自社ビルまで運べば本日の仕事は終了だ。
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「はぁ…なんかすごい事になっちゃいましたねぇ…いつでも死ねるわ//」
「まだ向井に会ってへんのに死ぬんかい」
「呼び捨てしないでください!私のリアコ彼氏を」
運転中のTETSUYAに顔を向け、軽く怒鳴った。
「ところでSnowMan、Mステでなんの曲やるんですかね〜」
「…今かかっとるやつ」
社用車の中はいつもこの曲…
「えっLOVE TRIGGERですか!!!」
興奮を抑えられない。
だってこの曲から康二の事が大好きになったんだから。
動画を何度も見まくって。
萌えポイントは数えきれないけれど、ジャンプからのクラブステップが好きすぎる。
しかも康二のはジャンプのピョンが可愛い。他のメンバーに比べてピョンが高いのも、いい。
そして少し内股ぎみのステップもたまらんのです。
あとね、なんと言っても鼻にかかったようなセクシーな裏声が癖になる。ほんと、好き…
「A、心の声漏れすぎや」
すこし呆れたようなTETSUYA。
「だって好きすぎてもう…ヤバいんです、わたくし」
指でトリガーポーズを作ってTETSUYAに向けた。
※アロハはやってませんよ〜
「まぁ、気持ちわからんでもないけどな」
普段から散々、やれインライだの、やれインスタだの、すのちゅーぶだの、画像だの…見せんでもいいと言っても
"めっちゃカッコいいから"
"健ちゃん(←ドラマのね)ロン毛ヤバすぎ//"
"この康二くん可愛いが過ぎるー!!"
ほんとに好きなんだと、認めざるを得ない。
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作者名:ミズ | 作成日時:2024年3月24日 19時