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バタン___
入口のドアを勢いよく開け入って来たA。
「おう、お帰り〜」
TETSUYAが声を掛けるが返事もせず作業に取り掛かる。
「どしたん、康二に会ってきたんやろ?」
「…………」
黙々と作業を続ける。
「なんかあったん?」
様子のおかしいA。
「康二くんに告白されました…」
「へー、よかったやん」
「………でも断った」
「え、なんで?」
くるりとこっちを向く。
「だってムリです…これ以上康二くんに近づいたらもっと好きになっちゃう…」
「好きになったらあかんの?」
「あかんのです…」
ーーーーー
「…というわけで、リアコって深いんですよ」
「へぇ…そうなんや」
ーーーーー
*略しすぎですが、要するにAは康二にリアコなわけで、これ以上康二に近い存在になってしまうと仕事も何もかも手につかなくなってしまいそうで、ダメ人間になってしまうのが怖いという事です。
ーーーーー
「別に、好きなら一緒におればええやん。A、あんなけ康二の事好きや言うとったのに」
TETSUYAはそう言うけど
「康二くんのことは大好きです。愛してます!!好きすぎておかしくなるくらい…だからダメなんです…沼です…」
*向井担に現れがちな症状?ですかね
「ふ〜ん?なんやようわからんな俺にはそのリアコってもんが」
「わからんくていいです…もう、沼ですから…」
*私もリアコがよくわかりません by 作者
「まあ、今はとにかく仕事に専念やな」
「はい」
「こんなタイミングやけど。来週、SnowManの音楽番組の衣装担当決まったで」
「またですか…。で、音楽番組っていうのは…?」
「Mステやで」
Mステ好きだな〜
「リアコかなんか知らへんけど、Aは康二の衣装担当してもらう。お前はずっと康二の担当や」
「わかりました…」
ーーーーー
来週のMステ
SnowManの楽曲「 We’ll go together」
今回の衣装はTETSUYAのブランドSTEALTH STELL’Aを使用する事に。
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作者名:ミズ | 作成日時:2024年3月24日 19時