声がヒビク、届かない ページ13
you side
tn「A...ホンマに、お前はこうしたいん...?」
そうトントンが心配そうに聴く。
そんなの当たり前じゃないか。
......
「ッ......ぁ」
ドクンドクンと脈をうつ音が大きくなる。
何故だ。
コイツに構っている暇はないのに。
コイ......ツをタオ、せば...?
tn「俺やって...こんなことしたないよ。Aの事情なんて知る権利なんて無いかもしれへんけど...ホンマに、グルッペンを殺せんのか」
「ッ......あ"あ"あ!!!」
急に脳に指示してもいないのに自分はうめきだす。
短い髪をぐしゃぐしゃと掻き乱してしゃがみこむ。
ナ、ぜ...何故...?
私、...俺は、こんなこと...?
tn「ッ......A」
「軽々しく...呼ぶんじゃねえ!!!」
やっと自分が思いのままに動かせてコイツに飛びかかる。
すると、誰かしらの小さい声が脳内に響き渡った。
?『.........!』
?『...さん!...着いてくだ...!』
?「......Aさん、落ち着いて!!」ドンッ
背中から急に重心がかかり、蹴られたのだと確信する。
後ろを振り向くとそこには異色のうさぎのパーカーにマフラーを着けた能力者と
雑面をつけた灰色の服を着ている能力者が居た。
確か...
「......おいよと...こばこだか...」
oy「クッソ......Aさん、ホントにどうしたんですか...!」
kb『Aさん!気を確か、に...ッ?!』
こばこだのテレパシーが想像以上のため、ちょっと吹き飛ばす。
コイツは打たれ弱いのかすぐ遠い所まで吹き飛ぶ勢いで総統室の本棚に強打してぐったりとしている。
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黒灰白有無%(プロフ) - 探してみようと思います!主人公達が幸せになることを再会できることを祈ってます!本当に楽しかったし面白かったです、とても長いコメントすいません失礼しました (2023年3月29日 4時) (レス) @page28 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無%(プロフ) - 完結おめでとうございます とても冷たく暖かいお話で感動しました最初からオチまで本当に面白かったです!特に個人的に記憶を消すというオチがお気に入りです、記憶を消したのはwrwr国だけでしょうか?それだけ気になりました 伏線もあるとのことなので (2023年3月29日 3時) (レス) @page28 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
とこ - 完結おめでとうございます!泣きました…wガチですwとりま、お疲れ様でした! (2022年9月5日 1時) (レス) @page28 id: 298c2b9bde (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロ - 初こめ失礼します完結したけどつづきがきになります!! (2022年3月26日 23時) (レス) @page28 id: 90fe7eceeb (このIDを非表示/違反報告)
銀狐(プロフ) - 完結おめでとうございます! (2021年11月10日 1時) (レス) @page28 id: b88b2ea9fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ravolii | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/michirubox9/
作成日時:2021年9月14日 22時