検索窓
今日:2 hit、昨日:7 hit、合計:5,975 hit

3滴 ページ4

◇◇◇◇

「お前が嫌なのであれば断っておくが…」
両親は良くも悪くも過保護だ
それだと、私も箱入りのままだ

小さき弟が父の後を継ごうとしてる中
私だけが呑気に生きている場合ではない


「ところで、なぜ私をご指名に?少し前からでしたのならお姉さまもいらしたかと」
素朴な疑問を問いかけると

「口を揃えてお前がいいとしか言わなくてな…」
と困り眉
「やはりお前の身を優先したほうが…」

「いえ……この話、受け入れたいと思います。」
「アネラ家の娘として産まれたからには家業に身を委ねます」

それに私の多血が役立つ日が来るのかなと思うと
少し、ほんの少しだけ心が軽くなったような気がした

目を見開いた父の顔は瞬きをする間に優しい顔になっていた
「そうか…わかった。契約についての本や、必要なものをまとめておくから」
 
3日後のパーティーに向けて体調を整えておいてくれ
そう告げた父は私を部屋に連れて仕事に戻って行った

歩いたり話したりの反動がきたようで
ベットに吸い込まれるように寝てしまった

少しでも誰かの役に立てるといいな

4滴→←2滴


ラッキーカラー

水色


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
176人がお気に入り
設定タグ:白尾 , wt , 実シ兄者
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

るい(プロフ) - ラべシワさん» ラベシワさんコメントありがとうございます!3月からまた投稿を再開する予定なのでもうしばらくお待ちいただけると嬉しいです。レス遅れてすみません。 (2月16日 2時) (レス) id: 5dd37cc60d (このIDを非表示/違反報告)
ラべシワ - 凄く好みの小説です。本当にこのあとの続きが気になります。るいさん投稿頑張って下さい (1月16日 23時) (レス) @page5 id: 8585bd908d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:るい | 作成日時:2023年12月7日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。