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各自来週の花火に友達を呼ぶってことになって、
今は翔太の部屋に来た。




渡「お、びっくりした笑、入っていいよ」


「ちょっと…話したいことあって」




急に真面目な顔して言った私に何かを感じたのか、
2人でベッドに腰掛けた。



渡「どうしたの急に」


「来週、花火…みんなで行くって言ったじゃん、」


渡「あー、あれは…2人で行きたくないってことじゃなくて、Aがみんなと行きたいかなって思っただけで」


「えっ、そうなの?」


渡「俺は2人で見たかったけどな」


「そういうのは早く言ってよ…」




いきなりのデレに若干戸惑いつつも…笑




「じゃなくて、私が言いたかったのは、
みんなで行く中に、康二くんが前誘ってた目黒って人ことなんだけど、」


渡「うん、あの高身長イケメン?」


「私、高校から今の学部まで一緒で、康二くんよりも多分長く蓮といると思う」


渡「うん、仲良いなっては思ってた」


「その、告白、されて…」


渡「え?いつ?」


「今日、あ、いやもちろんお断りしたよ!?
翔太と付き合ってるってのも言ったし。」


渡「今日?出かけてたの?2人で?」


「あ、うん…ごめん。」


渡「別に飯行くくらいは俺に言ってくれれば行ってもいいけどさ…まあ、うん。
言ってくれてありがとな」




あれ…案外普通だった。




渡「花火大会の日、2人で抜けるか」


「え…、いいの?」


渡「それくらいいいだろ笑、涼太がなんとかしてくれるよ多分」


「やった、から揚げ買わないとね」


渡「可愛くねえな笑」


「食べ物に可愛いとかないから」




そんな言い合いをして、一緒に布団に入った。


そうなればやることはひとつで。






「ん、ねえちょっと…、」


渡「…なに」


「ふたり起きてるかも」


渡「はぁ…しんど…」


「私部屋にもどるよ」


渡「ん、ここにいて、今日はこれで寝るわ」





私をうしろから抱きしめた状態で
抱き枕のように、寝始めた。


…結構力強いから身動きとれなくてつらいけど。




これはこれでちょっと幸せか。

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のりぞー(プロフ) - えええーーーー!!Σ(Д゚;/)/なんだか、悲しい…すごく続きが気になりますが、すでに泣きそうで…(>_<)更新、楽しみにしています。 (3月26日 20時) (レス) @page50 id: d71bdacb2a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆきんこ | 作成日時:2024年2月12日 22時

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