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目が覚めるともう朝で、自分の部屋にいた。
…かろうじて自分の部屋に戻ってきたのか。
翔太が運んでくれたのか。
学校もあるし、1階に降りるとキッチンに舘さん。
と、ソファにいるのは康二くん。
宮「おはよ、Aちゃん」
向「あ、おはー!
今日一緒に行こや!俺も今日朝からやねん」
「おはようございます、
うん、準備しちゃうね」
宮「その前に、Aちゃんこっち座って」
珍しく…なんか顔が怖い舘さん。
キッチン前のカウンターに座る。
宮「昨日の夜……」
「きのう、?」
まさか翔太との……見られてた!?!?
宮「飲むのはいいけどちゃんと片付けすること。
酒臭くて朝から換気して掃除したんだよ」
「え?あ…片付け…!うわ、ごめんなさい…
すっかり忘れてた…すみません、気をつけます…。」
宮「ここはみんなで使うところだからね。
気をつけてよー?」
向「洗い物も舘さんやってくれたんよー」
「ホントにごめんなさい、気をつけます…。」
宮「もう謝んなくていいから笑、
俺怒ってないし」
向「Aちゃん、時間結構やばいで、行こか」
「わ、ほんとだ、行ってきます!」
向「行ってきまーす」
宮「いってらっしゃい、気をつけてよー」
学校に着くと、髪を染めた私と学内で人気の康二くんが一緒にいることでちょっとだけ周りが騒いでたけど。
目「A!康二ー」
向「めめ!おはよう!!」
「おはよ、蓮」
目「めっちゃ可愛いじゃん、これ」
「んふふ、ありがと」
向「そういえばしょっぴー可愛いって言ってくれた?」
「うん、お酒の力で笑」
向「しょっぴーらしいな笑」
目「俺だったらすぐ言うのに」
「康二くんもすぐ言ってくれたよ」
向「俺はオマケ付きやけどな笑
あ、俺こっち行くから、またなー」
オマケ付きって…笑
私に飛びついてきたことかな、笑
目「オマケ付きって何?」
「えっと…康二くんって犬みたいだよね」
目「なんだそれ?笑」
「距離感近いし、常にボディタッチしてるし…」
目「それ翔太くん何も言わないの?」
「んー、もう慣れてんじゃない?いつもそうだし。」
目「俺ならモヤモヤするけど。てかなんなら今もモヤモヤしたけど。笑」
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のりぞー(プロフ) - えええーーーー!!Σ(Д゚;/)/なんだか、悲しい…すごく続きが気になりますが、すでに泣きそうで…(>_<)更新、楽しみにしています。 (3月26日 20時) (レス) @page50 id: d71bdacb2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆきんこ | 作成日時:2024年2月12日 22時