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79. ページ30

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「ねえ…?」



翔太の気まぐれな一緒に寝たい日。

私を後ろから抱きしめて足を絡ませて、完全に抱き枕状態。

これが結構ガッチリホールドされてる。




渡「何」


「明日…の用事とは、仕事でしょうか、」


渡「仕事だよ、佐久間と行くし」


「…そっか」


渡「なに?嫉妬した?」


「そんなんじゃない」


渡「明日気をつけろよ、康二と目黒」


「うん、飲ませすぎないようにするね」


渡「…そうじゃないけど、それでいいや」





これで会話が途切れたから寝たのかな、と思ったら翔太の手が服の中に入って私の体を撫でる。




「翔太、」


渡「ちょっと黙って」




体の向きを変えられて、優しいキスが降ってくる。


それで満足したのか、また横になって
今度こそ寝ようとしてる。




「翔太、?…もう寝てんの?」



もう寝てる。

え?この人寝れないってこっち来たんじゃないのか、
わけわかんない…笑



朝起きた翔太はあんまり覚えてないらしい。

寝坊してあわてて出勤していった。



舘さんもとっくに出勤してて、
学校がない私はゆっくり。

康二くんもまだ寝てるっぽい。




カウンターのほうでコーヒーを飲んでると
康二くんが階段をおりてきた。


「あ、おはよ康二くん」


向「おはよぉ〜〜なんかめっちゃバタついてたね」


「翔太が寝坊した笑」


向「そうなん?笑、珍しいね」


「あ、康二くんコーヒー飲む?
私今おかわりするから康二くんのもやろっか」


向「飲みたい」



康二くんとこうしてゆっくり2人で過ごすの
久しぶりかもしれない。

なんか、変な感じ。



向「なあ、今日夜まで時間あるやろ?
舘さんとこでご飯食べて、ちょっと買い物付き合ってや」


「いいね、舘さんのお店久々に行きたいかも」


向「1時間くらいで準備できそう?」


「うん、余裕!」




優しいな、康二くん。

翔太は絶対に聞いてくれないもんね、こういうこと。笑




向「歩いていこ、そのまま港向かいたいし」


「天気いいねえ今日!お散歩日和だ、秋っぽい匂いがする〜〜」





《いらっしゃいませ。2名様でよろしいでしょうか?
ご案内致します》


「今日ふっかさんいないんだね」


向「店員さん、今日舘…あ、シェフおる?」



《はい、今厨房の方に…お伝えしましょうか?》


向「可愛い女の子が来てるって伝えてくれん?」




「ちょっと、店員さん困ってたよ笑やめてよ笑」

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のりぞー(プロフ) - えええーーーー!!Σ(Д゚;/)/なんだか、悲しい…すごく続きが気になりますが、すでに泣きそうで…(>_<)更新、楽しみにしています。 (3月26日 20時) (レス) @page50 id: d71bdacb2a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆきんこ | 作成日時:2024年2月12日 22時

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