検索窓
今日:340 hit、昨日:349 hit、合計:104,096 hit

97. ページ48

.



蓮と家の前で別れたはいいものの、
庭には翔太の車もあるし、みんな帰ってきてることが分かる。

まわりを歩いてても、リビングしか電気がついていなくて
部屋にいる人もいなければお風呂に入ってる人もいない。



今日に限って、何でみんな集合してるかな…。



結局ケンカしたまま出てきたから仲直りできてないし。




こっそりと、玄関を開ける。



ただいまぁ〜…





リビングの方から、楽しそうな声が聞こえてきた。


よし。今のうちに部屋に……




と静かに歩いていたらガチャ、と近くのトイレのドアが開いた。





「…ぁ、えと、ただいま…」


渡「おう、おかえり……」




出てきたのは翔太でかなり気まずい空気。




渡「A、あのさ、」


「ごめんなさい、言いすぎた。出ていくなんてやりすぎたよね、ごめん。
もう実習はそろそろ終わるからさ、そしたら…ちょっと話したい」


渡「俺もごめん…。別れ話なら聞かないから」


「…次、翔太が休みの日にでも、予定がなかったら」


渡「休みの予定はお前が1番に決まってんだろ」




今まで、この忙しくしてたから休んでたかすら分からないけど

少なくとも最近の翔太の中のわたしの順位は
とても低かったんじゃないかな。


やっぱり社会人と学生なんて、無理があったんだ。




「休み…分かったら、教えて。」


渡「おいっ、」


「ごめん、ちょっとやらなきゃいけないことあるから…」





そう言って、リビングには顔を見せずに自分の部屋に行った。




向「しょっぴー?どしたん?そんな大きい声出して」


渡「いや、Aが帰ってきて…部屋行ったわ」




向「Aちゃん、帰ってきたん?よかったな、一安心やー、舘さーんAちゃん帰ってきたらしいでー」






そんな会話を階段の上で聞いて。

康二くんと舘さんにも、たくさん迷惑かけちゃったな。



翔太の本当の気持ちが知りたい。

98.→←96.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (125 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
606人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 渡辺翔太 , 目黒蓮
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

のりぞー(プロフ) - えええーーーー!!Σ(Д゚;/)/なんだか、悲しい…すごく続きが気になりますが、すでに泣きそうで…(>_<)更新、楽しみにしています。 (3月26日 20時) (レス) @page50 id: d71bdacb2a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆきんこ | 作成日時:2024年2月12日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。