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102. ページ2
「…」
転校って...
友達「まじかぁ」
教室の中がざわめく
そりゃあそうだろう。クラスの中心人物
一軍の中心、スクールカーストの最上階
高梨くんが転校だなんて...
どうして？
だってそんな事高梨くん一言も...
あ、そうか
そうじゃん
言うほどの関係でも...ないのか
クラスの中には泣き出す女の子もいる。
改めて思い知る。
君が世界の中心なのは、私だけじゃない
かっこよくて優しくてちょっと意地悪だけど
そんなところも素敵で考えが読めないけれどまっすぐ
そんな君を好きなのは私だけじゃない
私は.....大勢の中の1人だった。
それから、高梨くんの転校する日まで
あっという間に時間が経っていた。
委員会も特にやる事やっているだけで
私が深く関われているのが不思議に思う。
もうすぐ夏休み
君と離れる季節
クラスメイト達は送別会を企画していた。
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作者名：セピ力
| 作成日時：2024年3月19日 23時
