67話 ページ17
「ぞ…ゾム!?お前目それ…!!」
「全盲になっちゃいました☆」
「いやいやいやいやちょっと待てよ何があったんや」
ちょっと自力で歩けて今日はもう大満足!!!
……歩くんってこんな楽しかったんや。
「な、何言っとるんかよう分からんけど…なんか襲われたんやな? どんまいゾム…」
「ほんまムカつくわあいつ」
「おっ顔明るくなったじゃねぇかお前」
カイザーさんとロボロオススメの“プロテインパン”とやらを奢ってもらった。
何これちょっと 味…微妙…
「次から違うのがええ」
「ショック」
「ユウちゃん?俺は知らんで」
ロボロはAの名前を知らんかったから、勝手にあだ名をつけやがった。
勇者さん → 勇者ちゃん → ユウちゃんになったそうや、変なセンス。
「そうか…どこいったんやろかA」
「俺も見てねぇな」
行方を急に
一人で勝手に魔族殺しに行った、とか…ほんま辞めてな、オレが報われへんから。
「おぉ〜歩けるんや…!」
「さっき歩けるようになった!」
「若者の成長スピードは怖ぇよ…」
付近に障害物がないって教えてもらえたら多少は歩けるようになった。
たまに躓くけどな
「じゃあそのまま帰れるか?」
「いや流石に道は覚えとらんわ…」
―――――
「じいちゃーん!」
「おぉシャオロン、どうしたんじゃ?」
手紙を渡すため、Aちゃんを探し回った
カイザーさんもロボロも他のみんなも、口を揃えて「わからない」って…
最後はじいちゃん家だけなんやけど、まぁおらんかなって諦めてたよ。
「Aちゃんに手紙なんやけど…知らん?Aちゃんどこおるか」
「……おるぞ」
「え?ここに?」
「あぁ。出来るだけ、人には会いたくないそうじゃ」
な……なんで?
じいちゃん家におるって分かっただけ良かったけど…
「わしから渡しておく」
「う、うんありがとうじいちゃん…」
何…Aちゃんは…
なんでじいちゃん家に籠もったんやろうか
とっとりあえずゾムに言ったろ!!Aちゃんおるって!
ゾムがおる建物に、駆け足で戻ってた。
…ん?なんか人集まっとるな…
噴水あたりで人だかりができてた。
なんやなんや、大道芸人でも来たんか?
―――なんて、おるわけないよなこの時代に。
魔物に襲われたらひとたまりもないしな
……ゾムが歩いてた。
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天然記念ゴミ(プロフ) - ーーーさん» (^_-)-☆ (3月19日 2時) (
レス) id: bde2ec8f8b (このIDを非表示/違反報告)
ーーー - つ、つづきをくれーーー (3月18日 20時) (レス) @page26 id: fc78fe5922 (このIDを非表示/違反報告)
こーど - めちゃ好き…面白いのになぜ伸びない… (12月28日 23時) (レス) id: 65133e32a9 (このIDを非表示/違反報告)
nu(プロフ) - 好きです…ありがとうございます……更新待ってます…！！ (12月27日 14時) (レス) @page8 id: b0397f8cd1 (このIDを非表示/違反報告)
アスカミ - 天然記念ゴミ様の別の作品の、「一目惚れ悪魔と，，，(略)」の転生モノだと思っていて…今回ようやく気付いて。それは出会っていなかったようなものなので… (12月25日 18時) (レス) id: 6edaad17fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天然記念ゴミ | 作成日時：2023年12月24日 15時
